2012年8月21日火曜日

「アベンジャーズ」]初登場首位 今年洋画1位で「パイレーツ~」を超える好スタート

20日発表された18、19日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、アイアンマンやキャプテン・アメリカら米マーベルコミックの ヒーローたちが集結したアクション映画「アベンジャーズ」が、14日から全国844スクリーンで公開され、土日2日間で約32万6100人を動員し、興行 収入約5億100万円となり、初登場首位を獲得した。

初日は約20万2400人を動員、興収は約2億8600万円で、今年公開の洋画ではトップの成績。公 開6日間の累計は、約94万200人を動員、興収約13億8600万円を記録し、03年公開の「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(最終 興収68億円)のオープニング6日間成績を超える好スタートを切った。
前週トップの伊藤英明さん主演のヒットシリーズ最 新作「BRAVE HEARTS 海猿」は2位となり、動員450万人、興収60億円を突破。2位だった宮崎あおいさんが主人公・花の声を担当した劇場版アニメ「おおかみこどもの雨と雪」 は3位で動員200万人、興収25億円を突破するなど依然として好調。人気アニメ「ポケットモンスター」の最新作「キュレムVS聖剣士ケルディオ」は5位 となったが、動員250万人、興収30億円を突破している。そのほか新作は、真島ヒロさん原作のファンタジーマンガを映画化した「劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-」が9位にランクイン。全国73館での公開ながら、週末2日間で約5万2800人を動員し、興収は約6000万円となった。
  「アベンジャーズ」は、主役級のヒーローたちが最強のチームを結成して、地球最大の危機に立ち向かうアクション巨編。舞台は世界滅亡の危機を迎えた地球、 人類に残された最後の手段は、ヒーローたちを最強チーム「アベンジャーズ」として招集することだった。意思に反して招集された彼らは、一つのチームとして 戦うことを拒んでいた。果たして彼らは地球を救うことができるのか……という展開。全米で5月4日に公開され、興収で「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」を抜き、世界で歴代1位の「アバター」、2位の「タイタニック」に迫る人気を集めている。
 「フェアリーテイ ル」は、一人前の魔導士を目指す少女ルーシィが、少年魔導士のナツと出会い、魔導士ギルド「フェアリーテイル」に加入してさまざまな依頼を解決するという ストーリーで、テレビアニメ版もテレビ東京系で毎週土曜午前10時半から放送されている。劇場版は、ストーリー原案、ビジュアルデザイン、ゲストキャラク ターデザイン、イメージコンセプトを真島さんが担当。お笑いコンビ「ますだおかだ」の2人も長編アニメの声優に初挑戦している。

2012年8月14日火曜日

【桐島、部活やめるってよ】橋本愛 泣きっぱなしの初日舞台あいさつ 「最高に幸せ」

 女優の橋本愛さんが11日、東京都内で行われた映画「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八監督)の初日舞台あいさつに主演の神木隆之介さんら共演者とともに浴衣姿で登場。


 観客が立ち上がり温かい拍手で迎えられると、その光景を見て思わず涙を見せた橋本さんは、「会場に入ってきて目に見えた光景が、人生で初めて見たものだったので戸惑ってしまって……」と赤いハンカチで涙をぬぐいながらコメント。「たくさんの方々に映画に触れていただけてうれしくて、最高に幸せ。こんな時間を与えてくださって、本当にありがとうございます」と涙ながらに感謝した。



 映画は、朝井リョウさんの青春小説が原作。学校内の誰もが認める“スター”桐島が部活をやめるというニュースが校内に衝撃を与える。彼女さえも連絡が取れず、その理由を知らされぬまま、部活内、クラスメート、友人関係、恋愛関係にゆがみが広がり、高校生活のヒエラルキーが崩壊していく……というストーリー。主演は神木さんで、ヒロイン役の橋本さんのほか、大後寿々花さん、山本美月さんらも出演する。

舞台あいさつには、大後さん、山本さん、東出昌大さん、清水くるみさん、松岡茉優さん、落合モトキさん、浅香航大さん、前野朋哉さん、鈴木伸之さん、太賀さん、吉田監督も登場。この日、インフルエンザのため欠席と伝えられた佐藤貴博プロデューサーから、出演者それぞれに向けた手紙がMCから読み上げられると、橋本さんをはじめ、山本さん、清水さん、松岡さんらが次々と涙。橋本さんは「これなんなんですかね? お客さんすみません、こっちが勝手に盛り上がってるみたいで……」と話しながらも、「それだけ大事な気持ちで作った作品。身近な方に伝えていただければすごく幸せ」と笑顔を見せた。

 その直後、映画部のメンバーらとゾンビ姿で登場した佐藤プロデューサーは、「ごめん、インフルエンザじゃなかった」とネタばらし。佐藤プロデューサーのサプライズ演出に、橋本さんは今度は驚いて涙を流し、「本気で心配したのに! 年なのかなって」と悔しがっていた。サプライズの連続に神木さんも、「今日はびっくりです。こんなに楽しくて感動した舞台あいさつははじめて。これ以上の幸せはないと思うし、僕の人生の中で思い出に残る一日です」と感無量の様子だった。

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